守谷英語教室 Uni 松ヶ丘 の日記
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この信頼には
2014.09.23
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先日、とても胸に響く出来事がありました。
当教室の卒業生Aさんの弟Y君から、「ここで英語を勉強したい」と連絡がありました。
兄弟入会は多いのですが、必ず一人ひとり面談をして「 入会して目指すこと、この教室が生徒にやってあげられること」を双方で確認します。
Y君ともひととおり内容の確認が進み、曜日の相談に入ったところ、「バイトの日も調整してこれるので・・・」との話になりました。
基本遊びのためのバイトは、大学生まではやらないように指導しているので、「ん、バイトしてるの?」と聞いたところ、同席されていたお母さまから「ここの月謝はこの子がバイトをして出すんです。」とのこと。
実は卒業したAさんも、バイトをして3年間ここに通ってくれていたことを初めて知りました。Y君は「高校生になって、夏休みいっぱいバイトをして、ようやくここに通う余裕ができたんです。」
二人の思いが本当に心の深いところまで届いてきました。何があっても、この二人が私に寄せてくれた信頼だけは裏切っちゃいけない、と心の底からそう思いました。
ほかの生徒さんからいただく月謝も、お母さまやお父様が一生懸命働いて出してくださったお金なので、いただいた分はきちんと生徒たちの英語力という形でお返ししようと頑張ってきましたが、AさんとY君のことを思うと、ますますその思いは強くなります。
勉強したいと思う生徒が、十分に勉強に打ち込めない状況、もっと言えば、普通に公立中学、公立高校で勉強しているだけでは国立大学にいくことがこんなに困難な状況はおかしいと思います。
それでも、通ってくれる生徒隊の将来がよりよくなるよう、今日も授業をがんばってきます。